ますだいっこうのあと@ベルリン

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ミミトメ2日目

東急東横店地下で調達し大理石造り建築外の石ベンチで食べるデンマークパンとカフェ淫、その他頭の中どーでもよい事。
ミミトメ『パンとサーカス、その他の事』@大倉山記念館ギャラリー。14時の回・大勢のお客さんにある意味乗せてもらったかな。『ヘイ・ガール!』でご一緒した松澤輝朝さんご夫婦や、フライングステージの石関くん岸本くんも。のべっと休憩。18時の回・少数精鋭なお客様。佐倉萌さんのお姿も。昼の回とは対照的な反応。固めかもしれないがコレはコレソレはソレな伝わり方だと僕は思った。演じる側的にはあるいは本番4度めにしてようやっと逸脱のトバ口にたどり着いたとも。
ギャラリースペースのちょっとしたエントランス的スペースでの上演でした。千木良悠子さんの長台詞で始まって、檀原照和さんと3人でゲーム盤開始。コマにはカフカ『道理の前で』のテキストが分割されて書いてありルーレットに従ってそれを順に読んでいく。谷杉精一さんはビデオ中継担当。途中に挿入シーンありアバウト決めトークあり。終わり間近でランダムに選んだ過去の個人史写真でちょろっと話すとかも僕にはあり。そんな構成の40分。まあいわゆる脱構築系ユル系は、観るのはそれこそさんざんでも演るのは初めてで、いい経験。エキストラはさておき役者ブランク明けだしということもあって、肩に力を入れない・起こったことをないことにしない・“魅せ”ようとしないの3ない運動がマイテーマでした。だからウケてもウケなくてもそれなりの伝わり方だと思って前進だよね、と。もちろん構成の谷杉さんや共演陣が同じ意見じゃないから、そのへんの違いは曖昧に残しつつだったろうけれども。
撤収、坂の途中の居酒屋で打上げ。ミミトメチームは、委員長千木良さんの愛ある突っ込みで、乾杯するかしないかのうちからマジ話。こゆう直球好き。可能性の話をしたんだよチーム4人で。深々お疲れさまでした。深謝合掌。