ますだいっこうのあと@ベルリン

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燐光群『アイ・アム・ア・マイ・オウン・ワイフ』

ikkomasuda2010-02-16

D社熊野古道本校正。新宿区健診@区民健康センター。整理券を配っていたのを初めて知る一番乗り。段取りはもう慣れたもの。超音波検査が手違いで後日なので即日結果出るものなし。直帰ふたたび校正。
燐光群『アイ・アム・ア・マイ・オウン・ワイフ』@吉祥寺シアター。その昔お世話になった制作さんと再会。
ベルリンの戦前からナチズムや東ドイツの時代を生き抜いたトランスヴェスタイト・異性装男性である《彼女》のライフヒストリー。エピソードのベルリン臭東独臭オカマ臭はそれぞれ興味深くて充分楽しめたは楽しめたけど、劇場体験としては、人物・台詞などを「『分節化』『共有化』」(当日パンフ)してるせいかね、字面だけを追ってる気になるときも。小劇場にしては比較的高齢の俳優たちの、褒め言葉として癖ある存在感は、まケース・バイ・ケースですが、好印象。もともとのブロードウェイなどでの上演は一人芝居だったようで。ゲイのインタビューアーと、女装のインタビューイーを軸にひとりの俳優が全役を演じる、んだろうね。だとしたらどう視えたかなってことはずーっと考えていた。あと誤読的連想で『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』とかもグルグル。