ますだいっこうのあと@ベルリン

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墓参り/所沢ビエンナーレ『引込線』

ikkomasuda2009-09-12

D社ガイド本ソウル校正。
千葉へ。
Aくんの墓参り。劇団フライングステージの関係者で3年前に亡くなった彼。10人ほどで駅にて待ち合わせ。僕的にお久しな顔ぶれ多数。薔薇の咲くこぢんまりした霊園で合掌。ファミレスでお昼ご飯。わいのわいの正しく馬鹿っ話。程よきで上り電車に。
埼玉へ。
ハルくんと合流。所沢ビエンナーレ美術展『引込線』@西武鉄道旧所沢車両工場を観る。武骨などこか鉄錆臭い空間に、想定内だがヤレれる。広々した工場空間に点在するインスタレーション群もそれはそれで魅せてくれるんだが、天井の作業用トラスだとかさりげないスイッチ、建物内の線路と、元来の車両工場なオブジェについ気がイってしまう。作品は全体的にコンセプト先行系な印象。ならばもう一歩二歩その主張を確信犯で強めてくれたならば“ハッキリ”したかも。とはいえわざわざ来ただけの見応えはしっかりあった。
一通り見終わった頃、田中泯『場踊り』開始。音もなく水平移動していく《存在感》を息を殺し凝視する1時間。どの展示作品よりも逆にある意味抽象度合いは強かったかもしれない。ご観覧の記念に桃花村産ぶっといオクラ&みんじゃが。
スターバックス所沢駅前でカフェ淫トーク。ぷろぺ通りブックオフ。2・3番線ホームで解散。
東京へ。
もやし麺を昼喰ったくせに、インスタント味噌ラーメンを作って啜る。世界は続くよどこまでも、いくつもの事情とその重なり合いで、ただ続くよいつまでも。