ますだいっこうのあと@ベルリン

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ベルリン旅行25日目

目当てのスープ屋は平日のみだった。その並びの“カリフォルニアスタイル”なDoloresにて日替わりスープを。それなりに食べ応えあるポテトスープ。お好みでサワークリームどーぞ。添えられたドリトス?含めて塩分やや多め。日本駐在経験のあるファミリーに話しかけられる。

ベルリン最終日やんか。どうも頭の中がまとまらへん。スターバックスでシティマグベルリン8.9ユーロを自分土産買う。日本と違って1杯無料サービスは付かず。中庭側のすいてるテーブル席にて紙類整理→脳内整理、多少の。

以下悪あがき的徘徊の断片。プレンツラウワーベルク方面。宿近所のトラムが走るTorstr.も何気にサブカル/アングラ通りだったりした。Bongout Showroom展示)とかね。Pigasusなんてポーランド専門ショップも。

二度目のPappelalleeからRaumerstr.入ったサブカル店のシルクスクリーンにも心揺らぐ。今日も暑いしKleine Eiszeitはマンゴー&キャラメル=酸&甘=すっぱ&あっばっ。Berlin New York Connectionてなショップにも寄る。ゲイブックストアBruno's支店にも。

トラム12がS字に走るVeteranenstr.とFehrbeliner Str.角の、去年から気になってたオレンジ色の外イスのカフェへ行く。いつも混んでる理由はたぶん価格設定だろう。コーヒー1ユーロだった。店名はどこに書いてあったのか不明。スタッフのヒッピー風味クンのTシャツは「明日のジョー」。
Brumenstr.・Invalidenstr.角あたり。
。IACでの作品。蛍光紙片に鳥&枝をプリントして壁にびっしり。
歩いてなかったBrumenstr.を未練がましく往復しただけでギャラリーいくつもにブチ当たる。IAC BerlinArtnews Projects展示)、Filiale展示)、Komet展示)、Toshiya Momose"Stills"。犬も歩けば式で贅沢にもほどがある現代美術満腹。
ウヒィ最後最後でスパイシーなタイ飯頼んで失敗@Thai-ha。
Rosenthaler Str.沿い映画関係?オフィスのポスター。

La Merthiolate『Yemaya』@ACUDを観る。

“自主管理”“オルタネイティブ”“手作り”てなキーワードが浮かんでくる古ビルの、映画館やクラブも入った複合文化施設。劇場スペースは天井高日本並み、黒幕グレーパンチでそれこそタイニイアリスかディープラッツな雰囲気。ベルリン最後でここなのねと若干苦笑。

タンツテアターとあった演し物は、見た目印象おおざっぱには1970年代風アングラ小劇場。繰り広げられるは呪術的、てかおふざけ風? ウネウネ動きがそういわれれば踊りらしかったくらいで、後は鍋材料にされかかる?登場人物の半裸、ただし胴体部分体毛旺盛、男子でまあどうにかね、みたいな。結末もよくわからないまま酒盛り突入な勢いでウムム。イタリアとかのカンパニーらしい。不完全燃焼感はあるものの、まっ、こーゆーのもベルリンの現実よね、と納得はして退散。

坂道Weinbergswegに「Rosen Garten → Heute」と手書き看板。高台になっているVolkspark am Weinbergをのぞいてみたら、家庭用DVD+プロジェクターを引っ張り出して野外映画、がぎりぎり実体験ある世代っす、らしい。三々五々人が集まり、ささやかながらバーがあるところが素敵。

テキトーに始まって題名を見逃した映画は、サイケ風味映像、ムゴムゴしたシンセサウンドデカダンスなショウシーンに、かなり懐かしき見覚え。中座する帰り際聞いてみたら、やっぱり!『リキッド・スカイ』だった。もう25年も前の作品よー(目眩)。不思議とベルリンとマッチしてる気はなぜかしたけどね。 関係者は「うちのベイビーは観てないからいいのよ、教育として」って笑ってた。何の教育よ?

最後の最後に寄りたかったSankt Oberholzは早仕舞いの片付け中。モッサリ髭の兄チャン、結果的に一番よく接した、に「また明日ね」と言われて、一瞬口ごもる、間。

部屋主さん二人が声をかけてくださって、改めてお別れのご挨拶。たぶん明朝は擦れ違いだろうから。Vielen Dank!