S社ガイド誌家族連れ東北校正。やる気が出ねぇー。
シュテファン・ケーギ(リミニ・プロトコル)作品『ムネモパーク』@にしすがも創造舎。
最年長は80歳代の老人らによるお手製ジオラマ付き鉄道模型を囲んだゆるーいパフォーマンス。小型カメラ搭載の列車からの光景が投影されて始まるが、そこにスイスの統計数値が彼らの実寸生活がボリウッド踊るムービーが個人的記憶エピソードが鉄道につながる/鉄道模型に反映されない現実が…と、ミニチュアを起点に、ぶち込まれる/ぶち破る《ドキュメンタリー》。
あっぱれでした。エーンド、先週の「男女逆転チェーホフ」も今夜の「鉄道模型」もぶっちゃけ、いい意味で「キャッチ」であって、だけじゃないけどね、力強いのはその根底に横たわる作り手の視点の揺るぎなさ確たるかげんなんだよね。拍手ハクシュ。
終演後ぞろぞろと間近で模型を眺める時間もパフォーマンスのうちなんだろう。懐深いわぁ。
で、調べたらちょうどベルリン滞在中、インドのコールセンターから観客一人一人の携帯電話に指示を出す『Call Cutta』が上演予定。是非。