ますだいっこうのあと@ベルリン

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プレタポルテ『ちいさき神の、つくりし子ら』

コインランドリーにて『1週間で実践 論理的会話トレーニング』。D社ガイド本中国校正。

東京ミッドタウン。『九州のブランドデザイン』デザインハブ金属王って野郎っぺえな。『とらやのさくら展』@とらや。コチラははんなりネ。

プレタポルテ『ちいさき神の、つくりし子ら』@俳優座劇場。石曽根有也さん@らくだ工務店出演。真後ろの席は偶然らくだ制作の山内三知さんが。

ゾネさんありきで行った、一時期カトケン、加藤健一よ、がやってたわねえ的な、ぶっちゃけ若干の低め設定期待値で臨んだ芝居。いやいや、おもしろかったです。ろう者と話者との対立・葛藤・理解そしてその後までを描くラブストーリすんごくまっとうな物語を丁寧にきっちりと舞台ならではの手口で見せてくれる。装置が微妙に動いて、その黒衣たちもいい仕事してた、シームレスで場面転換したり引用部分が重なったり。主演キャラメルボックス岡田達也てばチラシ画像がまるでイケてなかったけど、台詞プラス手話でまくしたてる熱っつい実物にはちょっとだけ惚れちゃったわよ、うん。手話経験のあるゾネさんは、僕的初見などちらかといえばいい人キャラで、でもろう者独特のしゃべりを演技でこなすのはある意味大変だろうなとお察ししつつ堪能。

にしてもねー、台詞に手話がのっかったり、手話だけのやりとりがあったりで、あくまで感覚値で“言葉量”が音声で発する台詞換算にして通常の4倍ってくらいあった気がするグッタリ感。あと、翻訳劇だからか対立すると相手を指差して言い合うシーンとかあって、そのあたりグッタリ効果があったかも。

終演後、三知さんにリードしてもらいって楽屋までご挨拶。ゾネさんとしっかりハグして帰る。あ、スターバックス東京ミッドタウンで単身デカフェ淫で芝居を反芻してからね。