途中下車してスターバックス錦糸町にてカフェ淫。場外があるせいか下町オッサン度高め。総武線快速車内でハルくんと合流。3号車は前から3両目じゃないって。→千葉→茂原。
ガランとした駅前バスで長南三又停留所まで。いっきなりの田舎。無謀にもてくてく歩いて目的地を目指す。地図
ほっんと歩いてる人なんか誰もいやしない緑の中。1時間強で山中腹にある、見るからに税金無駄遣い系なユートピア笠森まで。飯休憩、かなり官なサービス。
「おじいちゃんの封筒」＠千葉県長南町museum as it isを観る。春ごろ西荻の古道具屋でチラシを手にし、出版された同名本は未見のまま、イベントとして遠出するのにおもしろそうだから来てみました、てな感覚でハルくんを巻き込んでの日帰り旅行。
おじいちゃん＝元大工棟梁・神崎弘が引退後身近にあった紙でひたすら作り続けた封筒。ごくありふれた紙のあらゆる表情が封筒という形で並ぶ。はげこすれけば立ち表の文字が透け、ときにフライターク式？でチラシの写真やロゴが元々とは別の引用のようなおもしろみを醸したり、形が微妙に左右上下歪んでいたり。封筒をピンでとめた土壁の視覚的触感がこれまた味わい深くって、山上に建つギャラリーはずるいくらいいい雰囲気。小さな中2階のある天井高いメイン部分奥にはちょっと腰をかがめてあがる紙貼りの茶室みたいな空間もあり、二人して正座してしみじみ。
小さな庭も自然と人工がゆんわり入り混じって、コーヒーをいただいて幸福至極。ヤブ蚊がかゆかったけどねー。
ちょっとした遊歩道を抜けると、なんだかキャンプというかBBQというかで休日をすごすグループのオバチャンたちに呼び止られる。紅古蓮という地元よさこいチームのレクリエーション現場。かき氷にトウモロコシに肉肉しいヤキソバまでごちそうに。ああ、もうなんだか千葉ローカルを有無いわさず堪能。
帰路はタクシーで一気に駅まで。運ちゃんからもよさこいの人からも僕らが田舎道を歩く姿はチェックされてましたー。
お互い二度目につき平常心失わずモデルルームザッピング。途中カフェ休憩。チョコ＋ナッツ＋クッキーのドロドロ（笑）層状みたいなスイーツ？がとっても“あっちの甘さ”でヤバかった。1階に下りればそれなりに購買意欲。グラスPOKAL、ピーラーCHARM、チェアパッドLENDA、アラームクロックTRIXA、ラグSIGNE、589円ならとお試し気分ネでブラインドIRIS、と安物中心にお買い上げ。
西船橋でハルくんとお別れ。千葉の不思議な休日でござんした。
