ますだいっこうのあと@ベルリン

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KUDAN Project『美藝公』

ikkomasuda2007-03-16


北区T社出張校正。自作自演的検定試験の模擬問題集8人がかりで。虫の知らせありなミスを案の定してしまいゴマカシ。

次期ヘッドホンゼンハウザーPX200買う@新宿西口ビックカメラ。そもそもはライムグリーンの新鮮色が雑誌に載ってて知ったブランド。ドイツっぽいものに一律弱いのもあって、アップルストアで試聴→内定済みだった。うまみ調味料配合風どこかジャンキーな音質もこれはこれで、ってところ。ランニングに使ってどうなるかのほうが心配。

KUDAN Project『美藝公』@下北沢ザ・スズナリを観る。客席がシンナーくさく、スプレー塗料でヨゴシでもかけてた? 喫煙コーナーがまだましとロビーにいたらばキンちゃんこと照明・小木曽千倉さん登場でおしゃべり。

真夜中の弥次さん喜多さん』1月再演を観に名古屋までいこうかと思ったくらいのユニット、初拝見。とはいえすべては脱力ダツリョク〜な、名古屋間(ま)であろうことは承知のうえ、だ。天街手管のシュールさが極北する二人芝居、しかも男優による、であった。筒井康隆原作とはありつつも、大改変と当日パンフにある展開は、前作を観てはなくても「弥次喜多」最終章てな雰囲気を勝手に誤読。エピソードが脳でもんじょくれてかるーく頭痛がする黒く/暗い・食感/触感、しりあがりシュールにも激しくリンク。そんなが男二人で演じられるってのが何ともたまらんのよねー。しかも《芝居》であることをどこか否定してみせながら《芝居》でしかできえないものをポトンと提示するスタンスなのも、ね、イカす。

小熊ヒデジに顎ラインあたりから少々萌え。しばらくぶりの寺十吾が丸顔系オッサンに視えたのには嘆息、あ、役づくりよね!きっと……、……。

下北で芝居前後に徘徊するのはやはりビレッジヴァンガードだな。熱帯雨林ディスプレイは苦手でも、なってる“果実”いちいちにはやはりヤラレれっぱなし。

とある劇団主宰の方と夜お茶@モアカフェ。芝居話わんさかして幸福に体温あがる。