ますだいっこうのあと@ベルリン

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ザ・ハッピー・サイドショー『ザ・ハッピー・サイドショー』

ikkomasuda2006-02-10


D社ガイド本台湾再校校正みっちり。夕方編プロへ直納。突然日程を切られた進行予定を聞いて、もう関わってられないと判断し以後断る。つうわけで台湾終了、かはん。

九段下小諸そばで冬好みてんぷらそば。かぶを葉っぱともども揚げちゃうのは新鮮。東横急行。馬車道駅のVedeなんちゃらでカフェ淫。

ザ・ハッピー・サイドショーザ・ハッピー・サイドショー』(The Happy Sideshow"The Happy Sideshow")@横浜BankART 1929 Yokohama 1F 1929ホールを観る。

「オーストラリア―日本ダンスエクスチェンジ2006」のセット券その2。みぞさんこと溝口彰子さんとご一緒。

革パン・上半身裸・乳首ピアス・ハーネスなフライヤビジュアルから、とりえあず要チェキしたカンパニー。1929ホールに立てた学園祭みたいな仮設ステージ、客入れ段階ですでに脱力しちゃいましたよ、にて、繰り広げられる、ざっくりいえば“フリークショー”。サーカス芸と特殊身体芸がキャバレー的雰囲気でゆるく続くパフォーマンス。R-15指定だけあって、クラブとかで夜中に酒やらなんやらヤリながらヘラって観るノリ。だけどまだ8時台だしぃアルコールもないしぃココ元銀行だったホールだしぃ(笑)。しかもオージーな味付けで、何やってもニコニコとあっけらん、しかも演出にオチってもんがあんまりない横並びなの。芸がキマるたびに紙吹雪をセルフでまいたりは微笑ましかったですけどね。

そりゃ、刀に始まる呑み込み芸、赤色ネオン管にいたっては首筋がうっすら透けてもうたまらなかった、にはドキドキさせられたし、関節自由自在オトコのダブル・テニスラケット技、くぐってもんじょくれちゃうんです、にはただただ唖然だったし、なのだけど、トータルの大味なフレーバーが、ああやっぱり大陸オーストラリアね、と勝手な納得もしたですな。

とはいえ、先天的胃分割症&もちろん彼の努力で刀呑みする、スペース・カウボーイ、これもネーミングからしてどうよ?、くんは、きれいなスジ筋上半身惜しげもなくで、その意味ではとってもとっても目の保養。別の男は乳首ピアスにバケツとか引っ掛けて持ち上げたりしてるから、カウボーイくんもだけど、乳首が発達しちまって、ハイ、強エロスでだったぜい(笑)。

日豪交流事業で政府が金出してなきゃ呼べないカンパニーよね、などと笑い飛ばしつつ、イタいのダメなくせして“こういう世界”に惹かれる自分も、いたりしてね。

10時近くに終わったので、店探してさまようよりはと、みぞさんが知ってる東横線妙蓮寺駅前の地元系居酒屋ながさき屋へ移動。とりとめないぶっちゃけトーク90分。飛び乗った上りは家まで帰る事実上の終電だった、セーフ!