ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

流山児★事務所『静かなうた』

D社ガイド本校正。午後散髪。バリカン刈り最中から実感する涼しさ。中野へ。携帯を前機種に戻そうとauショップに行ってから身分証不所持に気が付き退散。無印良品ブラウジング大戸屋で水菜と油揚げの蕎麦。

流山児★事務所『静かなうた』@スペース早稲田を観る。流山児で振付担当の北村真実さんが演出・美術も手がけた、台詞のない《芝居》。着くとさっそく真実さんと顔を合わせる。久し振りなごあいさつ&思わずハグ。真実さんの弟さん・中町俊自さんともしばらくぶりだ。

舞台一面に敷き詰められた白い砂。壁も白。内心さっそく歩きたくなる。真正面じゃないサイド側の席、舞台下手角前に座ったら、役者たちが砂を蹴散らし迫ってくる迫ってくる“特等席”。あとで聞いたら対角線方向が正面だったそうな。

ちと意味深過ぎかも(笑)な歩きから始まって、ふんだんにマミダンスな振り、マスゲーム系、フロア転がり系、デュオ。あるいは日常動作、即興のゲーム、行列、などなどで綴られていく作品。物語&関係は、言葉がないぶんいい意味でわかりやすい。もっといえばムダな言葉を積み上げてないからこその世界でもあったなぁ。

ただひねくれ者的には、その先のもっと突き抜けたりもっと奔放だったりもっと危険だったりする世界にまで、連れてって欲しかったかも。

てかもうやっぱり男子視姦なわけで。というより、男女問わず、砂の上をそれぞれな歩きで歩く足がまずもうのっけからセクシーだったりした。『八月の狩り』でチェキした長身・白井圭太は飾らない自然な歩き、それだけで素敵だったし、一劇後輩(しつこい)ちと短躯・木暮拓矢クンもしっかりイケメン担当、しかも脱ぎありで、壁に激突を繰り返す体張った青春炸裂なシーンもあったし、不思議な?場所に迷い込む旅人役・一劇後輩(しつこい!)スリ筋系・里見和彦クンは、前開きシャツの上半身チラリズムシーンでもうダメ、しかも横たわる腹筋に白い砂がかけられるのなんて……(以下やっと自粛)。

その日打ち上げにおじゃまする。若杉宏二さんも観にきていたのでガッツリ話し込む。開演前まさか?と思った金森嬢のクリソツ男子は照明スタッフさんで、聞いたらよく言われるそう(笑)。先輩であることを笠に里見クン捕獲! 話しだしたあたりから、ビール切れで日本酒を煽ったのが大敗因。気が付くと午前2時のガランとしたアトリエ…。すんませんでした。タクシー帰宅。