ますだいっこうのあと@ベルリン

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川口隆夫『ディケノヴェス』

帝京大病院。いろんな方面行きの電車に特急も発着する新宿駅埼京線ホームはわちゃわちゃ錯綜して生理的に苦手。今日の診察はDr.イヌ顔登場せず。くおん。Dr.黒のタートルネックめちゃ似合いのみ。変化なし。ステロイド錠をさらに減量して服用する指示。
ランニング。西武新宿線を越えて中井駅北側の南向き高台住宅街から哲学堂公園新井薬師駅界隈を。切れ切れの記憶マップが思わずつながっていくのは快感だ。
再び埼京線ホームから国際展示場駅へ。いわゆるお台場初体験。現実感トボシ〜光景が広がってました。
川口隆夫『ディケノヴェス』@お台場パナソニックセンター有明スタジオを観る。ジャスミンさんとご一緒。お初な会場はまさしく撮影スタジオな空間でした。
オープニングアクトは、ドラマー&プログラマーによるユニット「ドラびでお」。パロディ映像と髭クマなおっさんが叩く渾身のドラムとが連動?する。ま、ややベタではあったけど、笑えました。
本編『ディケノヴェス』。「変則ハードコアパンク型アプローチによる Drumsと蛍光灯の発光を伴う放電ノイズをアンプリファイして出力する視覚付き自作音響装置OPTによる、爆音エクストリームオプチカルノイズコアバンド」(当日パンフより、長くてすまぬ)を従えての、ソロ・パフォーマンスだ。
観てて気持悪くなるほどひたすらグルグル回転したり、三半規管とかについてレクチャーしたり、イスににょろにょろまとわりついて動いてみたり、「ユビサキ、カカト」パンクのりで連呼してみたり、銀の全身タイツ&ローラースケートで客席ぐるりを駆け抜けてみたり、イスに横たわって高速回転してズラがどこまで飛ばずに耐えるかテストしてみたり、と。いやはや、今夜もニヤケっぱなしだった。
 なーんだろうね、ぱっと見ぬるめなのに、サウンドのせい以上にどこかパンクな鋭さで、かつ川口隆夫というパフォーマーがくっきり立ってて、素敵にヘンなショウ。ダンスもきっちり振りじゃなくて、〜な動き系でそれがまたかっちょよかったりする。七分丈パンツ&ジャケットの衣装も彼ならではでクール。初演より楽しめましたわん。
終演後のロビーはとっても社交の場と化してました。乗越たかおさんに改めて山口小夜子さんを紹介されて、ジャスミンさんともども緊張。あれやこれやの組み合わせでご挨拶&雑談など。隆夫さんにもわらわらとおつかれさま〜を言って、お暇する。
ゆりかもめも初体験。始発だったので先頭車両の最前席を陣取る。目の前に伸びる軌道も車窓からの夜景も、遊園地にしかみえない。希薄なリアリティ。 
新橋に出る。ダメもとでジンギスカン・金太郎に行ってみたがやはり行列待ちだったので断念。そこ以外の居酒屋なんかを物色する。どこもリーマン相手だからか土曜は閑散としていて客引きまでするところも。
で、赤レンガ通りの土佐系?な居酒屋に入る。オヤジ一人で切り盛りしてる。〆鯖叩き、鯛刺身、串焼きなどなど。同年代年増ババア同士たっぷりディープトークする。