ますだいっこうのあと@ベルリン

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P14『Zeitmaschine 4: レーナとレオンス』[ベルリン2015]

洗濯で階下で部屋主エリザベートと久々。買い出し後炊飯味噌汁。上げ底モチベで階段掃除終了後階下部屋出る間際に鍵忘れヨラが帰宅。『Inbetween Structures – Tadeusz Kantor』@ポーランド・インスティテュートカントール1960年代頃のスケッチや平面油彩、16ミリ塗料”ダンス”など、アレックス消費生活垣間見。
P14『Zeitmaschine 4: Lena und Leonce』@フォルクスビューネ・3. Stock、ポリレアリステンつながりなカーリンとバッタリ以下同行。ゲオルク・ビューヒュナー没後発見のロマン派的作品が素材で、お膳立て結婚を嫌って王子サマが旅先で恋仲になった姫は実は元々の結婚相手だって的なめでたしメデタシなお話らしい。その王子サマが冒頭からあらっまぁ薄着というか中身推察可能なグレーボクサーパンツに贅肉なし肢体見せ見せで、従者だかは金ペカの超短パンにバスケソックスってまるでゲイナイトのゴーゴーもどきな格好な、金髪細身長身二十歳前後と思しきこれとかこれとかこれとかなわけで、正直っアんガリまくり〜w。全体のテイストはグラムロック風味だったりキッチュ風味だったり、時に醒めてみたり時に若者的に熱くなってみたり、ライブ演奏、ビデオ、ライブビデオ、ダンス、歌、ト書き棒読み、手動の回り舞台、ローテク舞台装置と、何より16人だかの若手俳優陣が、うんまく噛み合っててポジティブな空気が、それは客席とも共鳴してたんだろうけど、ところどころレンガ壁剥き出しの空間に満ち溢れてた。このいわゆる若年劇団は時に本体フォルクスビューネ以上にザ実験的!な言い換えれば観客置いてけぼりな演出にも挑むから、そうなる事態も想定して臨んだからか、単純に言えばハッピーに裏切られたわー。『HappyEndings』共演のアナイスにも会って、冷える夜道をカーリンとほくほく帰った。