ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Herbert』

自主隔離日。REWE、雲間から覗く太陽。〈Gaga Peopleのワークショップとか、シャウビューネのプロジェクトとか、大昔のKarasワークショップとかを思い出しながら、ダンス以前なカラダほぐし&動かしを、ブルートゥース・ヘッドフォンでSpotify聴きながら15分ほど。曲選びは試行錯誤中。果たして習慣づくか?〉。〈黒米玄米飯、特に炊き立ては、ほんま美味しいわぁ。去年の黒金曜でReishunger炊飯器、奮発した甲斐あったわぁ〉豆腐ヴルスト味噌汁とともに。〈本日の散歩は西北進路でライニッケンドルフの旧・路面電車車庫に偶然辿り着く。ウィキ知恵すると60年前に路線&現役車庫としての機能は廃止されてた。でもレンガ造の建物は商業施設・カフェになってて、その前に分岐する線路が残ってた〉。〈ハリオのコーヒー豆用ハンドミル、昨夜注文・今日夕方密林ロッカー着。東京でずっと使ってたのと同様タイプ。ベルリンでの、挽いてある豆真空パック&適当フィルターから、カフェ淫の進化/深化をじょじょにw企んで。大過去の日記を遡ると、急須でお湯を注いでたらしくて、過去の自分にあぁ成る程と〉〈『Herbert』観ました。ボクシングものと思い込んで臨んだら、別な意味の闘いモノでしたね。煮染めたドイツ野郎専wには格好の一本?てな与太はさておき。ボクサー栄光逆回しの仮借なき描きようが流石でありました。共同脚本C・マイヤー絡みでいえば、最近15分音読トレは『Im Stein』の東京の章です〉『In den Gängen(希望の灯り)』トーマス・ステューバー監督作、同映画や『バビロン・ベルリン』などのペーター・クルト主演。昔のスターボクサーにして刑務所経験あり、今はトレイナー・借金取り立て人・セキュリティで生きる初老の主人公。ALSに見舞われじわじわと肉体の自由が失われる、逆回しの格“闘”技ものというか“闘”病もの。ライプツィヒが舞台で旧東独な背景も暗示的。なによりクルトの月並みな言い方だけど体を張った演技が見事だった。