ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Die Letzten』

50ユーロ受け取るのにこんなに書類だサインだ必要なら現場でやればいいのに的返信郵便投函とLidl気さくな兄ちゃんレジ。17時アンジーとタンデム@シュターツ図書館ポツダマーシュトラセ館、やっとの9月以来。大型書店Dussmannちらり。『Die Letzten』@マクシム・ゴーリキー劇場。マクシム・ゴーリキーの戯曲なのだけど日本語訳が検索ではヒットせず。〈[革命前ロシアの]父権ゴリゴリ父親と子供達のねじくれ[ネグレクト的家族絵図]等が舞台間口一杯のガラス箱で[現代化]不気味ポップに進行。予習の甲斐+[翻訳ゆえ]簡単め独語で演出演技の妙を[最前列で]堪能〉。母親は赤い衣装を着ることで、父の兄弟/子供たちのおじは馬鹿でかいヌイグルミを使うことで、役者が交代で演じる仕組みがおもしろかったし、父親の頭の中ではすでに消されかけているって見方もできた。警察署長である父はそもそもニットのワンピース姿で「制服を着る」というシーンでそれそ脱いでパンツ&パンストだけになるとかのひっくり返しなどベタでもある種醍醐味。上演用に冒頭挿入された眠りの精ザントマンの歌、眠らない子にはザントマンが目に砂をかける〜のオチが終景でアングラ血飛沫に結実するのもグハハだった。大半が箱の中で演じられるため客席のプロンプさんの前にはマイクが立ってた。ハッケシャーのREWE Cityは開いててよかった24時まで。
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the chordettes - mr. sandman